前立腺肥大症の問診と検査について知っておきましょう

前立腺肥大症の問診と検査

前立腺肥大症の心配のある方が泌尿器科に行かれると、前立腺の検査の前に他の病気と同様に問診があります。

 

◇問診

問診で聞かれる一般的な質問の答えを考えて行くと診察がスムーズに行きます。

 

問診では、「年齢」と「家族構成」を聞かれます。

 

前立腺肥大症は50歳以上の方に多い病気なので、まず年齢をチェックするわけです。家族にどのような病気の方がいるかで、体質や生活環境をチェックしているわけです。

 

次に、「既往歴」です。これまでの病気の様子が聞かれます。また、現在使用中の薬がないかの確認もあります。

 

そして、排尿の状態など「現在の症状」が聞かれます。感染症などについてもチェックするために性交渉などの質問もされることがありますが、正直に答えることが大事です。

 

◇検査

前立腺肥大症についての主な検査には、次のものがあります。

 

・超音波断層検査

超音波を体外から当て、臓器に当たって反射してきた超音波の強さを画像にして前立腺の状態が得られる検査です。

 

・尿流量測定検査

尿が出る勢いを調べる検査です。センサーのついた検査用の便器に排尿して尿流検査をします。

 

・直腸内指診

肛門から5cmほど指を入れて、直腸の壁を介して前立腺の状態(形や硬さなど)を触診します。特別な痛みはありません。

 

・尿検査

排尿を始めてから中ごろの中間尿を採取します。尿の以後理や、尿の中の成分などを調べる検査です。

 

・X線検査

いわゆるX線問う放射線で患部を写真撮影する検査です。前立腺がどの程度尿道を圧迫しているかなどを調べることができます。

 

・膀胱内圧検査及び尿道内圧検査

尿道から膀胱まで、カテーテルと呼ばれる細くて柔らかい管を挿入します。そして、水などを膀胱内に流して膀胱の内圧を調べます。

 

また、カテーテルを引き抜くときに、尿道内を移動するカテーテルにより尿道内の圧力をグラフに記録します。前立腺で圧迫されている尿道の部分の圧力が高くグラフとして記録されます。

 

カテーテルが前立腺部の尿道を通過するときに少し痛みがあるかもしれません。

 

・血液検査

血液を調べることで、ほぼ全身の健康状態をチェックしているのです。

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